牛乳の美味しさのヒミツ

全国第2位の生乳生産量を誇る栃木県の中で、当社の親組合である栃木県酪農業協同組合は203余名の生乳生産者が飼養する10,000頭の乳牛から1日200トンの生乳が生産されています。
おいしさの秘密は、栃木県酪農業協同組合が丹念に吟味した飼料と生乳生産者が大切に生産した粗飼料を充分に採食した健康な牛から搾られた生乳を殺菌し、新鮮な牛乳をお客さまにお届けしているからです。
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生産者のこだわりを動画もまじえてご紹介します。 -
牛乳ができるまでの工程を動画もまじえてご紹介します。 -
丹念に吟味した穀物・植物の中から配合を変えて飼料をつくっています。
※現在は、パッケージデザインが新しくなっております。

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1.私たちは一粒の「種」から始まります。
安全で安心な飼料を作ること。那須の大地と牧場の十分に熟成された自然堆肥をもちい、自然のしくみに逆らわない穀物の収穫を目指しています。土の中までも含め健全な生態系を壊さず、次へ続けることのできる有機農業から始めました。

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2.非遺伝子組み換え穀物を育てあげました。
私たちは飼料を育てるのに誇りを持っています。
除草剤に対坑性を持つ種、害虫が寄り付かない、病性に強い穀物ではありません。かたときも穀物育成に手を抜かない愛情で見守りながら育てました。
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3.安全な牛乳は安心できる飼料から生まれます。
人間が食べたくないモノは牛だって食べたくない。
丹念に育てた飼料を十分に与えた健康な牛からは、新鮮で奥深い味わいの生乳が搾れます。それを食すことは自然の恵みを得る喜びです。
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4.新鮮な牛乳をどこまでもお届けいたします。
毎日搾乳される生乳はその日のうちに検査、清浄、殺菌が行われ冷却貯蔵された後、牛乳容器に充填されます。出荷前に成分、風味を確かめるためです。
牛乳は肉や野菜と同じ新鮮さが何よりも大切です。
酪農家限定牛乳をお届けいたします。


牛乳ができるまでの工程

契約農家が朝・夕に搾乳したものを、大型ローリーおよび小型ローリーにて投稿上のクーラーステーションに搬送します。
工場に着いた生乳は、軽量後にタンクローリーからパイプを通って貯蔵タンクに送られます。

この時にHACCAP(ハサップ)の基準値内であるかを検査し、製品化できるかの確認をします。検査を通った生乳は、直ちに冷却・貯乳されます。

生乳に含まれている肉眼では確認できないゴミや、生乳に混ざっている乳腺などの体細胞などを、強力な遠心分離装置(清浄器)やろ過機で連続的に分離・除去します。

生乳の成分に含まれている脂肪球に均質圧力をかけると、乳脂肪の浮力が無くなり、たんぱく質も細かくなります。

生乳中の微生物や細菌を加熱殺菌し、人間に有害な細菌を死滅させることができます。殺菌後は直ちに冷却プレートにて冷却されます。

殺菌冷却された生乳を牛乳容器に充填し密封、賞味期限を印字します。
また検査用のサンプリングも行い、冷蔵庫に保存します。

サンプリングされた牛乳を検査し、出荷可能かを判定します。

検査で合格した牛乳は、保冷庫でいろいろなところへ出荷されます。


栃木県酪農業協同組合がこのような穀物・植物の中から丹念に吟味した飼料を採食させています。
※下記より季節などによって配合を変えています。
濃厚飼料
濃厚飼料は泌乳用牛においては必要な栄養源。
大豆の皮
綿実
大麦
とうもろこし
粗飼料
牛の消化器機能を安定させるために、必要な繊維質。
豆科
イネ科


